くずし字の例
1つの文字が色んな崩し方がある。
しかも、この崩し字、あの文字の崩し字とそっくりやんけ!!というような崩し方の字が多い。
「ムナ」みたいな文字。なんだこれは。と思っていると、「此」だったりする。
お次は教科書で名前だけ聞いた(中身は言及されない)井原西鶴『好色一代男』。
これも「此」。左の方原型無いやん。1つの文字が色んな崩し方があるのが厄介である。
しかも普通に同じ文書の中で別の崩し方をしてくる。
(『好色一代男』では、普通に「ムナ」も使われている)
やってて面白い反面、こんなの読めるか!とガチで思うこともある。
「この崩し字、あの文字の崩し字とそっくりやんけ!!」とか、
「ぱっと見、特定の字に見えるが、実はその文字ではない」いうような崩し方の字も多い。
『飯珍百伝』は「年」に、『源氏物語』は「毎」に見える。
『好色一代男』についてはどうしてそうなった感が強い。
『おらが春』は左はわかりやすい…と思いきや、右はもはや文字なのかこれは。
これらは全部同じ文字で「無」である。フザケンナ!ヤメロバカ!
こんなにフリーダムでお互いに意思疎通できてた(識字率が高かった)とかマジ?
そら宣教師もたまげますわ。
昔の人はどうやって文字を学んでいたんだろう。
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