ボールペン字、30回を突破し2冊目の教本へ。
ついに漢字に突入。カタカナ、わずか数回の短い命だった。
ちょっとつまみたいなら、カタカナだけやるのがコスパいいのかもしれない。
2冊目のテキストは漢字の「楷書」とのことだが…
まえがきの時点で驚いた。
「楷書」=小学校で教わった漢字 だと思っていたが、
どうも違うらしい。
小学校で教わった時の文字は、「楷書」ではなく、
「明朝体活字が元になったもの」だという。これマジ?
ボールペン字の教本には
①楷書
②小学校で教えている形(調べてみたら、「教科書体」というものがあるようだ)
③活字の形そのまま(明朝体)
として、3つは別のものとして区別された状態で掲載されている。
たとえば「楽」という字。
①の楷書では楽の「木」の部分が「ホ」のようになっている。
斜めの線が、「十」の交点部分を出発点としていないのだ。点である。
②の教科書体と③の明朝体はほぼ同じで、そのまま「楽」。
若干違うのは、木の頂点の突端が、白の底辺の横棒に
②は接していないが、③は接している。
とはいえ、文章で具体的に「ココが違う」という説明がないため正確な違いは不明だ。
ちょっとネットで調べてみると、②の教科書体でも「白」と「木」がくっついているものも見つかり、
③の明朝体でも離れているものもあり、接しているか否かはフォントの都合なのかもしれない。
例えば、windowsに入っているフォントには、以下のようなものがあった。
それ以外にも、「木」という字や、「木ヘン」の木は、楷書だとハネていたりする。
カルチャーショックだ。木さん…
一方、「楽」の下半分の「木」は、楷書でもハネていなかったりする。
「木」さんサイドも一枚岩ではないらしい。
これらを見て感じた印象としては
楷書、なんか見慣れた文字と少し違って、少しヘンに感じる。
お手本は当然美しいので違和感は少ないが、
素人である自分が書くと、歪んで結構な違和感なのである。
ヘタクソが楷書で書いたとしても「あら、(楷書)いいわね」とはならず、
「あなたの書く字、なんか違くね?」となるのではないか。
中二病患者が奇妙な言行をしているようなものではないだろうか。
まあ、結局は手本通りに書くだけなんだけどね・・・
なんて思いつつ、これから楷書を進めていくのであった。
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