ゆるキャンを見てみよう。
そう思ったはいいものの、ぜんぜん見る機会がないまま半年が経過。
今回、退職時の福利厚生ポイントの端数で映画チケットをもらったので、
それでなにかいいのがないかと思って見ていたら、
ゆるキャンの映画があった、という次第。
映画は、キャンプ場を作ろうというストーリーで、
そんなにうまくいかないだろ、と思ったんだけど、
面倒くさい人間関係とかドロドロした話や、大きすぎる葛藤や衝突が描かれないのも良かった。
とはいえ、ちゃんと壁はあって、工夫で乗り越えていく。
志摩リン(は社畜)の職場の先輩もいい人なんだ。
大垣千明の上司もいい人なんだ。全体を通して優しい世界なんだ。
ちょっと出来過ぎ感はあるけど、こういうのでいいんだよ。
刈谷さんいい人や。こういう人が上司だったら違ったんだよなあ。
人の名前が全部この辺の地名で覚えやすかった。
ところどころ刺さる部分があって、ゆるいだけじゃなくて、いい作品だと思った。
露天風呂での会話とかは思うところがあった。
特にこの映画をみて、キャンプしてぇ!とは思わなかった。
一つ興奮したことがあって、
主人公の一人、志摩リン(「しまりん」って、あだ名だと思ってた)の職場が名古屋だった。
名古屋駅前のジュンク堂が出てきた。
何かジュンク堂の入り口のところにポスターとか貼ってあったのはそういう訳だったのか。
ついにアニメ作品で愛知が聖地の作品を発見したぞ。
普段の「作品が先にきて、その後現地に行く」パターンではなく、
その逆の、よく行く場所が聖地になったパターン。しかも不意打ちだったので変な感じに襲われた。
たまたまミッドランドスクエア(名古屋)で見てたから、すぐ近くだし。
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