『巡礼ビジネス』を読んで観光したくなる話。

まとめると、こうだ。

  1. [観光主体]が[現実空間]上を[物理的]移動をする :通常我々が想起するところの「観光」
  2. [観光主体]が[情報空間]上を[精神的]移動をする :「VR」「(おそらく)ゲーム」
  3. [観光主体]が[虚構空間]上を[精神的]移動をする :「空想」「夢」

ドラマや映画は2か3のどちらかで、恐らく2だと思うのだが、
情報空間というワードの明確な定義がないので、どちらかは今の状態では分類しかねる。
インタラクティブなものは2に入るのではないかと思うのだが。

そして、3は正直しんどい。
理屈そのものはわからないでもないが、これを観光と思い定めることができない。
最近は新しい切り口の意見を目にしても、自分の捉え方がこういう風に意固地になってしまうので、
頭が固くなってしまったなと感じる。
何でもかんでも取り入れるのが良いとは思わんが。

とはいえ、精神的移動を観光とみなす考え方は、自分の中でパラダイムシフトである。

昨今の風潮もあって、なかなか旅行に行けねぇ~な。つれぇわ。
と思っていたが、その手があったか。

酔いそうだし、今まであまり興味なかったけど、
これを読んでいたら何故か、俄にVRが気になってきたのであった。
 ※この本の中にVRは殆ど出てきません

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